公益財団法人日本服飾文化振興財団の資料館は、ファッション業界に携わる方、そして新たにデザイナーを目指す方々を対象に、ファッション文化振興のために開放し、閲覧や服飾文化伝承のセミナーや講演会を実施しております。

ミリタリーアイテムは、最も古いユニフォームであり、最高の機能性を持つ衣服で、17世紀以降、ファッションデザイナーたちのインスピレーションになり、ロック・ミュージシャンやマーチングバンドなどコスチュームにも影響を与えています。
今回のセミナーでは、当財団の「Authentics展」を監修いただいた文化服装学院専任教授 朝日真先生をお迎えし、ミリタリーの歴史を踏まえながら、いつ頃、どのような過程を経てファッションやモードに引用され、影響を及ぼしていったのかを解説していただきます。
当財団ではモノつくりをする際に、本物のミリタリーアイテムを手にとって本質を理解し、モディファイしていただくために、ミリタリーの名品をそろえています。
今回は、財団にある本物のミリタリーアイテムの解説もしていただきます。

【講師】 朝日 真氏
文化服装学院専任教授、専門は西洋服飾史、ファッション文化論

1988年、早稲田大学文学部卒業後、文化服装学院服飾研究科にて学ぶ。『もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー』共同監修。
ＮＨＫ『テレビでフランス語』テキスト「あなたの知らないファッション史」連載。
文化出版局『ＳＯＥＮ』他ファッション誌へ寄稿多数。
旭化成「Japanese Dandy precious&elegant」展示監修、ユナイテッドアローズ「The Authentics」展示監修、ＮＨＫ「美の壺」他テレビ出演。

ミリタリーファッションと軍服
「ミリタリーアイテムの誕生。そしてファッションへの引用 」

日時： 2019年12月18日（水）19:00～20:30　受付開始：18:30
　　　※セミナー終了後、懇親会（20:30～21:00）を予定しております。
場所： 公益財団法人 日本服飾文化振興財団「服飾資料館」セミナールーム
　　　（東京都港区赤坂8-1-19 日本生命赤坂ビル8F）
申込： イベント予約ボタンよりご予約下さい。（定員60名）
締切： 定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
費用： 無料
その他： 筆記用具は各自ご用意ください。

本件に関するお問い合わせは、フォームよりお願いいたします。