公益財団法人 日本服飾文化振興財団公益財団法人 日本服飾文化振興財団

FINALISTS
選考結果

Oppose Duality

Oppose Duality

助成対象

Designer

髙木 洋二郎 / Yohjiro Takagi

愛知県名古屋市出身。文化服装学院メンズデザイン科卒業後渡英、
Central Saint Martins fashion Design Menswear 修了後帰国。
在学中Carol Christian Poell にて経験。
2024SSシーズンよりOppose Dualityを開始。

BRAND CONCEPT
ブランドコンセプトは相対する二面性。
繊細さと無骨さ、伝統性とモダニティ異なった二つの要素を一つのデザインに落とし込むことで生まれる新しいワークウェアを表現。
現実的でありながらもオブジェクトとしての美しさを同時に追求していく。

https://www.instagram.com/oppose_duality/


選考理由
クオリティやトレンドの取り入れ方などの完成度が高く、モノ作り全体のバランスが取れており、助成対象者として今後に期待したい。

Fluss

Fluss

助成制度特別選考対象者

Designer

児玉 耀 / Hikaru Kodama

立教大学在学中、ここのがっこうにてファッションデザインを学ぶ。
卒業後、英Central Saint Martinsに入学、ニットウェアのデザインを学ぶ。
在学中、Thom Browne New York, Ports1961 のデザインチームでインターン/アシスタントデザイナーを経験。
卒業後、国内ブランドでデザイナーを経験後、2022 SSより自身のブランドflussをスタート。

BRAND CONCEPT
ニットウェアを中心とし、テキスタイルの実験から浮かび上がる現代の男性像を考察する。得意とする、さりげない違和感を感じられるディティールワークやデザインアプローチにより、メンズウェアの可能性を拡張することを心がけている。

https://www.instagram.com/f_l_u_s_s/?hl=en


選考理由
ニットのテクニックを多彩に使用したコレクションを展開。今後はどのようなテイストを表現したいのかをより明確化し、ブランドらしさを醸成していくことを期待して、特別選考とした。​

HANS

HANS

助成制度特別選考対象者

Director, Pattern Maker

金山 恒樹 / Koki Kaneyama

HANS デザイナー金山 恒樹によって2023年に設立。
金山は、京都にある加工工場の息子として生まれる。
2016年にイタリアへ渡り、2017年、ローマの「Accademia Costume e Moda」アクセサリー科修士を修了。
現地服飾企業で経験を積み2018年帰国し、企業でモデリストを務める。
2024年秋冬コレクションより、自身のブランド「HANS」を始動。

BRAND CONCEPT
-PERSONAL PRODUCTS-
パーソナルプロダクトとは一点物と量産品の間に位置するものつくりです。
得意とする京都の伝統技術や手仕事、天然の染料などを応用することで、
1点1点少しずつ異なる個性を与えると共に
着用者によってを様々な経年変化を生みます。
染め替え、カスタム、リペアサービスなどを経て、
よりパーソナルな製品に成長できるものつくりです。

https://www.instagram.com/hans_officialaccount/


選考理由
ヴィンテージをベースにデザインや加工を工夫して提案する姿勢は、財団が提唱する本物を理解してモディファイするというモノつくりの姿勢に当てはまる。加工技術に優れているので、それをさらなる強みとすることに期待。特別選考とした。

ABELIA EDOWARD GOUCHA

ABELIA EDOWARD GOUCHA

Designer

松井 誠剛 / Seigou Matsui

1999年兵庫県生まれ。大阪文化服装学院でパターンを専攻に3年通う。卒業後ABELIA EDOWARD GOUCHAを始める。

BRAND CONCEPT
日常の中にある美しさ、普遍性、そしてシンプルなエレガンスに焦点を当てます。ブランド名はたまたま目にした『Abelia edward goucher』に由来します。 この花は外見こそ素朴ですが、気品ある力強い名前に強く惹かれ、そのギャップこそ普段は見過ごされがちなものに価値を見出すというブランドの価値観と重なると感じて命名しました。

https://www.instagram.com/abeliaedowardgoucha/
https://abeliaedowardgoucha.com/

ABOUT JFLF AWARD
JFLF賞について

JFLF賞JFLF賞

「JFLF賞」は、服飾デザインに係る活動を行う者に対して助成することを目的として制定した「服飾デザイナー助成制度」です。本賞を通じて、若手服飾デザイナーの活発なデザイン活動を奨励するとともに、新たな才能を発掘し、服飾文化の振興に貢献していきたいと考えています。

SCHEDULE
募集・選考期間

募集期間:
令和6年10月1日(火) ~ 11月30日(土) ※ 当日消印有効
 
第一次選考 (書類):
令和7年1月 選考結果発表
・第一次選考の結果はウェブサイトにて発表いたします。
・応募者には別途、メールもしくは文書にて通知いたします。
 
最終選考 (審査会):
令和7年2月上旬
・選考通過者は別途会場にて作品展示し、審査員にプレゼンテーションしていただきます。
・最終選考の結果は2月下旬までに通知し、その後ウェブサイトにて発表いたします。

PRESIDENT
代表理事

重松 理

公益財団法人 日本服飾文化振興財団代表理事
株式会社ユナイテッドアローズ 名誉会長

重松 理

1949年神奈川県逗子生まれ。1973年明治学院大学経済学部卒業。1973年アパレルメーカー、株式会社ダック入社。1976年ビームス設立に携わった後に、ライフスタイル提案型セレクトショップの創設を図るため、1989年株式会社ユナイテッドアローズを創業。現在は株式会社ユナイテッドアローズ名誉会長の他、公益財団法人日本服飾文化振興財団代表理事、一般社団法人日本和文化振興プロジェクト副代表理事、一般社団法人JAXURY委員会理事などを兼務。2016年4月東京・銀座6丁目に、真正NIPPON STANDARD専門店『順理庵 銀座本店』、同年9月『順理庵 六本木ヒルズ店』(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店内)をオープン。

JUDGES
選考委員紹介

竹田 光広

株式会社ユナイテッドアローズ 執行役員
CCO(チーフ クリエイティブ オフィサー)

松本 真哉

1996年株式会社ユナイテッドアローズ入社後、執行役員 第一事業本部 クリエイティブディレクター、執行役員 CCO 全社クリエイティブ担当を経て、2022年4月 執行役員 CCO(チーフ クリエイティブ オフィサー)に就任。

相澤 陽介

株式会社サーティーンワークス 代表取締役
White Mountaineering デザイナー

相澤 陽介

1977年生まれ。多摩美術大学染織科を卒業後、コム・デ・ギャルソンを経て、2006年にWhite Mountaineeringをスタート。2011年には、デザインオフィス「株式会社サーティンワークス」を設立し、これまでにMoncler W、BURTON THIRTEEN、adidas Originals by White Mountaineeringなど様々なブランドのデザインを手がけてきた。制服のデザインとして、TOYOTA自動車のエンジニアウェア、リーガロイヤルホテル、ヤマトグループなどがある。現在では、イタリアLARDINI社にてLARDINI BY YOSUKE AIZAWAのデザイナー、北海道コンサドーレ札幌のクリエイティブディレクターを勤めている。多摩美術大学芸術学部客員教授。

REQUIREMENTS
募集要項

助成の趣旨

この法人が服飾デザインに係る活動を行う者に対して助成することを目的として制定した「服飾デザイナー助成制度」に基づき、若手服飾デザイナーの活発なデザイン活動を奨励することによって、服飾文化の振興に寄与しようとするものです。

応募資格

以下の(1)~(3)の全てに該当する者であること。
(1) 服飾デザインに係る活動に従事している者
(2) 募集年度4月1日現在で20歳以上35歳以下である者
(3) 日本国籍を有する者、又は日本の永住資格を有する者

対象となる活動

服飾文化の発展に寄与する可能性のあるデザインに係わる活動

助成額 / 募集期間

(1) 助成額1名あたり30〜100万円以内(毎年300万円を限度額とします)
(2) 募集期間 令和6年10月1日~同年11月30日

助成の対象となる経費

助成の対象となる経費は、活動にあたり通常必要とされる費用とし、諸給与・事務所維持費・生活費等の経費は除くものとします。ただし、活動のために臨時に雇い入れた者に対する謝礼金についてはこの限りではありません。

助成対象者の義務等

活動終了後3カ月以内に、活動により得られた成果、今後の課題及び支出した金額等についての「完了報告書」「会計報告書」を本法人まで直接ご持参いただきます。(あらかじめ電話等で日時をお伝えください)

応募手続

(1) 応募書類①申込書 ②履歴書(顔写真貼付、様式自由)
必要事項をボールペン又は黒ペンで記入、もしくはプリンターにて印字してください。(※ホッチキス使用不可、両面印刷不可)

(2) 応募方法(1)の応募書類一式を封入し、この法人宛にご郵送ください。
※直接のご持参はご遠慮ください
※連名、チーム、グループでの応募はできません。

(3) 応募及び問い合わせ先〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-28-1 3F
公益財団法人日本服飾文化振興財団 助成事業担当
TEL : 03-6894-1989 (代表) FAX:03-6894-1990

選考及び助成の決定

この法人に設置する選考委員会において審査・決定します。選考結果は令和6年2月中旬に応募者に文書で通知します。

助成金の交付

令和7年3月に指定口座(申請者名義)への振込払いとします。

個人情報の取扱いについて

取得した申請者の個人情報は、本助成に係る目的にのみ使用いたします。

申込書ダウンロード 

ARCHIVES
過去助成対象者の作品